本日のインタビューは、声優・俳優・歌手と幅広いフィールドで活躍する傍ら、株式会社ステイラック代表取締役でもある浪川 大輔様、そして今回のインタビューの機会をご提供いただいた株式会社講談社 ライツ・メディアビジネス局 事業開発部部長の松下 卓也様にインタビューさせていただきました。
浪川大輔様が館長を務める新感覚朗読劇プロジェクト「READING MUSEUM」の第5弾企画「デッドロックド・デリヴァリーズ 〜百万探偵都市の殺人宅配〜」にて今回Live!アンケートをご導入いただき、本公演が開催された2022年2月6日のお忙しい最中、インタビューを快諾いただき、色々と示唆に富んだお話をいただきました。
インタビュイー
お客様と一緒に物語を創り上げていくことを実現
その舞台のみでしかできない企画を実現
お客様も同じ舞台、同じ世界観に没入できる点
“この舞台でしか体験できない”空間を
– まずは、この度はこのような機会をいただき、誠にありがとうございました。Live!アンケートで観客が物語に参加し、投票結果によってストーリーの展開が変わっていくという斬新な企画で、我々もとても楽しませていただきましたが、元々どのような経緯でこのような企画をお考えになられたのでしょうか
浪川様「元々、舞台をご覧いただく“お客様と意思疎通を行いたい”という思いがありました。お客様と一緒に物語を創り上げていくことが大事だと思っており、今の時代だからこそそのような挑戦ができないかと、色々と企画を考えてまずは講談社様に相談させていただきました」
松下様「その上で色々システム選定を行なっていたのですが、その中でLive!アンケートを“進撃の響宴〜ACT.1〜” にて活用していた事例もございましたので、実際にREADING MUSEUMにて導入させていただきました」
– 初回導入は昨年5月に開催した“デッドロックド・ディティクティヴズ~百万探偵都市の史上最悪密室~”でございますね
松下様「正直、同時アクセスに耐えられるかなどの不安もあったのですが全く問題なく、我々裏方にとってはLive!アンケートは完璧でした。QRコードを読むだけでリアルタイムアンケートに回答できるというのが非常に良かったですね」
浪川様「ライブや朗読劇など、どのような公演においても“やり切った感”というのはなく、常に”次はこうしたい”、”まだまだ改善したい”という思いがあります。今の時代の移り変わりは早いですし、私自身も最先端のものが好きですので、どんどん進化していきたいと思います」
– 前回の”デッドロックド・ディティクティヴズ”、今回の”デッドロックド・デリヴァリーズ”と2度の公演でLive!アンケートをご活用いただきましたが、浪川様の方で”こんなこともできたら良いな”という要望などはございますでしょうか?
浪川様「映像を使えれば、より可能性は広がると思っています。例えば投票結果によって背景のシーンが変わるなどの、舞台演出ができれば面白いですね。前回、今回は密室が舞台でしたが、そのような活用ができれば世界観も広げていけると思います」
– それは非常に面白いですね
浪川様「取り組みはなかなか難しいとは思いますが、“この舞台でしか見られない”、”この舞台でしか体験できない”というものを創り上げられたら良いなと思います。その結果、いわゆる”先陣”という所に行ければ良いと思ってますので、やってみる事が重要だと思っております」
– 非常に参考になるご意見です。ありがとうございます!
お客様に新しい体験をしてもらえるのは、とても幸せなこと
– 次回開催など、今後の展望などはございますでしょうか
浪川様「システムと舞台のリンクはもっとできると思ってますし、まだまだ面白いやり方はあると思っていますので、引き続き挑戦していきたいと思っています」
松下様「このような“お客様が次の展開を選択する”という企画は、恐らく他にもやりたい方々は多いと思っていますので、READING MUSEUMがその第一人者になれれば良いですね」
– それでは最後に、かなりストレートな質問となってしまうのですが…前回、今回のイベントを振り返って、浪川様が思うLive!アンケートの魅力を是非お伺いさせて頂きたいのですが、どのような点が魅力とお考えでしょうか
浪川様「まず、レスポンスが早い点は非常に大きいと思います。芝居などでも、気持ちが途切れないように”間”が非常に重要なのですが、結果が瞬時に表示されるのは一昔前ではできなかったことで、それが実現できるのは素晴らしいことだと思います」
– ありがとうございます。嬉しいご意見です
浪川様「あとはやはりお客様も一緒に没入できる点が良いですね。配信だと特にお客様に舞台の世界観に入ってもらうのが難しいのですが、Live!アンケートがあれば、お客様が実際に参加できることで、より作品に集中していただける事も大きいと思っています」
– イベントに参加し、一緒に盛り上がることは、まさにLive!アンケートの最大の魅力であると思っています。そのような使い方をしていただけて嬉しいですね
浪川様「舞台で“自分の手で、自分の選択肢を選べる”というのは今までにない感覚だと思っています。そして、そのような新しい感覚を体験してもらえるのは、とても幸せな事だとも思いますので、Live!アンケートはそのような体験を実現できるシステムだと思っております」
– 嬉しいご意見、ありがとうございます!本日はお忙しい中、誠にありがとうございました!
編集後記
今回インタビューにあたり「デッドロックド・デリヴァリーズ 〜百万探偵都市の殺人宅配〜」の昼公演を拝見させて頂きました。
自分が参加できて楽しいことは勿論、投票のタイミングで感激中のお客様が一斉にLive!アンケートの画面を開き、ワクワクしながら回答結果を待つ光景は、まさにLive!アンケートで実現したかった世界でございました為、そのような使われ方は非常にシステム提供会社としても嬉しい光景でございました。
そして、このように回答によってリアルタイムで結果が変わる為、「違う選択肢によるコースが見たい」などの意見もあると思いますが、そんな方に朗報です。
今回公演の「デッドロックド・デリヴァリーズ 〜百万探偵都市の殺人宅配〜」はBlu-ray / DVDにて今後販売されますので、今回見てみたいと思った方、もう一度見たい方は是非こちらを購入し、この世界観をご体感くださいませ。
※ Blu-ray購入はコチラ(2022年5月13日発売予定となります)
それでは最後に改めまして、浪川様を始めとするREADING MUSEUM関係者の皆様、イベントの企画をしていただいた講談社の皆様、このような形でLive!アンケートをご使用頂き、誠にありがとうございました!